離婚率や離婚理由を知り婚活に活かす

結婚したカップルの約35パーセントが離婚をしています。

この人しかいない!
大好き!

そう思って結婚したカップルの3分の1が、何年後かには破局を迎える計算です。
婚活スタート時に、離婚を考えるというのは、夢も希望もないようにも思いますが、そうでもありません。
失敗したカップルたちの離婚理由の中には、「失敗しない結婚選び」のヒントが隠されています。
今回は、離婚したカップルの離婚理由を探り、そこから浮かぶ、婚活成功のためのチェックポイントについて考えてみます。

ユリコ
ユリコ
そろそろ本気で婚活しなきゃ、って思うんですけど。婚活のポイントとかあれば、教えてもらえません?
カオリ
カオリ
そうねえ、失敗は成功の元、って言うじゃない。
結婚の失敗、離婚の理由を知って、逆に生かすっていうのはどうかしら。
ユリコ
ユリコ
なるほど~。それは考えてもみませんでした。さっそく調べてみま~す。

1:●年目のジンクス、、離婚が多いのは結婚何年目?

背中合わせの二人

幸せを目指して結婚した二人が離婚をするのは何年目くらいなのでしょうか。統計からみてみます。

厚生労働省 人口動態統計月報告年計概況(平成25年)によりますと、結婚5年未満での離婚が最も多くなっています。

中でも、結婚2年目あたりで、離婚が増えるとしているデータもあります。
未婚者の結婚前のイメージでは、結婚2年目はまだラブラブではと思ってしまいがちですが、これが実態です。

この時期の離婚理由にはどのようなものが考えられるでしょうか。
結婚年数を問わず、離婚理由で最も多いのは、「性格の不一致」と言われており、この、「性格の不一致」があらわになってくるのが、結婚初期の時期のようです。

性格が合うから結婚したのでは?と考えてしまいますが、実際には、生活の一部だけを見せ合っていた結婚前と、多くを共有しなければならない結婚後とでは事情が異なってくるようです。

また、結婚すれば、当人同士だけではなく、親族なども関わってきますから、結婚前には見えなかったことに気付いたとしても不思議ではありません。
親族に対する考え方、家事に対する考え方、お金にまつわる考え方、あらゆることで、こんなはずではなかった、が出てくるかもしれません。
生活を共にすることで、小さなすれ違いが少しずつ蓄積し、気が付けば大きな溝になっていくことも残念ながら少なくありません。

加えて結婚初期であれば、夫婦に子供がいないケースが多いことや、お互いの年齢が若いことなど、今後のやり直しの見通しがつきやすいことも、この時期の離婚が多い理由のひとつではないでしょうか。

一見、幸せの絶頂かと思える結婚初期。その時期の離婚が最も多いとは驚きの調査結果です。
結婚初期の段階で、小さな違和感を一つ一つ対処していくことが大切なようです。
結婚前、婚活の時点でできる対策としては、結婚後に出てくるであろう小さな数々の違和感を、一緒にしっかり対処していける相手かどうかの見極めかもしれません。

ユリコ
ユリコ
愛があれば、乗り越えられる、って思いたいんですけど。
カオリ
カオリ
もちろん愛は大切だけど、それだけで済まないのが、結婚なのよ。
ユリコ
ユリコ
キビシー。

2:離婚が多いのは恋愛結婚orお見合結婚?

手をつなぐ2人後ろ姿

大きく分けて結婚には、恋愛結婚と、お見合結婚の2パターンがあります。
最近では、その中間にあたるような紹介システムも存在しますが、ここでは、条件など相手のスペックを知ったうえで、結婚を前提とした恋愛に進むことができるのが、「お見合結婚」。それ以外を、恋愛結婚としましょう。

さて、恋愛結婚と、お見合結婚、どちらの離婚率が高いのでしょうか。

あるデータによりますと、恋愛結婚における離婚率は35~40パーセント。お見合結婚における離婚率は10パーセントとされています。
なんとなく逆では?と思える結果に驚かれた方も多いのではないでしょうか。
恋愛結婚のほうが、感情が盛り上がり、より好きな人と結ばれた印象がありますから。

恋愛結婚とお見合結婚の違いはなんでしょうか。

恋愛結婚の場合は、カップルそれぞれ事情がことなり一概にはいえませんが、お互いの主観で成り立っている可能性が高いと言えます。本人が、相手に伝える必要がないと判断したことは情報として伝えられませんので、部分的な、好いところだけの情報を元に、推測で相手を見ている率が高いということです。

主観的に相手を好ましく思っているので、お相手贔屓の推測がなされることは致し方ありません。
すなわち、実態と推測がかけ離れている可能性があると言えるでしょう。
うまく行っている間は、このようなズレもやり過ごすことはできますが、生活を共にしていく中で、やり過ごすことのできない感情が積もっていきやすいとも考えられるのではないでしょうか。

お見合結婚の場合は、条件など、客観的な事実がまず提示されています。その事実を確認したうえで、主観的に相手を好ましいと思うかどうか、という選択に入っていきます。人によっては、提示された条件がそのまま、感情につながっていくこともあるでしょう。
推測する部分が少ないということは、ロマンティックなことが起こりにくいということでもありますが、思い違いによるズレは少なく済む可能性はあります。

恋愛結婚、お見合結婚とも、それぞれのメリット・デメリットがあります。
客観的な判断ができたかどうかが、統計的にみた離婚率の差の要因の一つになっているように考えられます。
結婚前、婚活の段階では、客観的にも、主観的にも、相手をよく知る努力が必要でしょう。

ユリコ
ユリコ
要するに、恋愛と結婚とは別ってことかな。
カオリ
カオリ
そこまで決めつけることはないけど、恋愛の延長に結婚生活があるって漠然と考えるのは、ちょっと甘いって感じかしら。
ユリコ
ユリコ
夢がないですね。。

3:子はカスガイ?

寝顔の赤ちゃん

子供の有無と、離婚率との関係について考えます。
子は鎹(カスガイ)と言われますように、子供がいると、大きな意味で離婚しにくい状況であると言えるでしょう。

その理由は、子供を育てるうえでの経済的事情、子供にとっての家庭環境などがあげられます。
しかし、逆にいえばこれらが解決すれば、子供は離婚をしないための条件にはならないとも言えます。
離婚後も十分な養育費を払える経済状況にある人や、夫婦二人ともに経済力がある場合は、離婚後の子供にまつわる経済事情はクリアできます。
家庭環境にあっても、状況によっては、両親が揃っていることは子育ての必須条件とは言えません。

離婚の引き金になる子供問題で重要な要素の一つは、夫婦で子供を持つかどうかの考えが一致しているかどうかということです。
人生の中で子供を持ちたいと考えている人は、相手も同じ考えであろうと、思ってしまいがちです。

しかしながら、人生の多様化が進んだ今日において、結婚=子供を持つ、が統一認識であるとはいえません。
また、昨今では、結婚年齢やその時の状況も様々ですので、
「もうお互いに若くないから子供はいらないと、相手も思っているだろう。」
「相手はバツイチで、前の結婚で子供がいるが、私は初婚なので当然、子供を持ちたいと思っている。」
という考えは、きちんと確認しない限り、同じではない可能性は大いにあります。

医学は発達し、様々な意見もありますが、女性の場合子供を持つにはリミットがあります。
男性も女性に比べると、子供を望める期間は長いとはいえ、経済的な問題なども含めリミットは無いわけではありません。
子供を持つかどうかについての考えが違うまま、結婚生活を送っていると、離婚のきっかけになるだけではなく、後々まで悔いが残ってしまうことにもなりかねません。

結婚前、婚活の段階で、お互いが、人生の中で子供をどう位置付けているかを確認しておくことは大切でしょう。

カオリ
カオリ
結婚と子供って、切っても切れない問題だから、結婚前の時点で、ちゃんと話して理解しあっておきたいわよね。
ユリコ
ユリコ
婚活の段階で、子供の話題って、なんか出しにくいわ~。
カオリ
カオリ
後で大きな問題になることを考えたら、そこで恥ずかしがっている場合じゃないでしょう。

4:結婚生活=お金の問題

離婚とお金の関係についてみてみましょう。
離婚理由の中でもお金の問題は上位にランキングしています。
夫婦間におけるお金の問題は多岐にわたります。

すなわち、結婚生活においてお金の問題は多かれ少なかれついてまわると言えるでしょう。
いずれの夫婦間でもお金の問題が生じるとするとすれば、離婚に至るかどうかの違いは、お金にまつわる問題そのものより、その問題を夫婦で解決できたかどうかではないでしょうか。

結婚前、男性、女性それぞれに収入またはそれに準ずるものがあり、それぞれで自分の生活を支えていますが、結婚後は大きくわけて、どちらか一方だけが収入をえるパターンと、共に働き続けるパターンに分かれます。

結婚後、どちらかが専業主婦(夫)になる場合について。この場合は、どちらか一方が今までのキャリアをいったん手放すことになります。
外で稼ぐ側と、うちで支える側と、役割がはっきりしますので、お互いのやるべきことがわかりやすく、それぞれのフィールドに集中しやすい状況と言えるでしょう。
ただし、役割分担している分、どちらかがその役目をできなくなった場合、バランスが崩れ、夫婦関係そのものが破綻し離婚に至るケースがあります。

また、バランスは保てていても、子供の成長や、その他理由で、専業主婦(夫)側も収入を望むようになることもあるでしょう。
そこで、キャリアをいったん手放してしまった側が、再び仕事に就こうと考えた場合、以前のキャリアに乗りなおすことは、ほぼ不可能です。
その場合、キャリアを手放すことになった結婚そのものに、疑問が向いてしまい、夫婦の関係が難しくなるというパターンもあります。
結婚生活を維持するためのお金問題の解決策が、そのまま離婚理由にスライドしてしまうこともあるのです。

結婚でキャリアを手放すはどうかについては、結婚前、婚活の時点で話し合っておくことが必要ではないでしょうか。
そして、キャリアをいったん手放す場合は、万一のリスクを想定し、その場合にもしなやかに対応できる体制を持っておくことが、離婚しないための心構えかもしれません。

もう一方の、お互いに結婚前の収入を維持していくパターンは、お互いが、経済負担や、家事負担を分担し合う、バランスの良い方法です。
この場合、それぞれの負担率に偏りに感じる不満の蓄積が離婚への布石となりえます。
不満が募ると、もともと経済的に自立していた二人だけに、離婚までのスピードが速くなることもあるかもしれません。
結婚前、婚活の時点で、経済力と、家事能力をしっかり確認し、負担のない分担ができるかどうかをしっかり見定めてください。

ユリコ
ユリコ
結婚してからの、お金や、収入のことって、大事ですよね。
カオリ
カオリ
そうよ。結婚生活イコールお金。生活するにはお金がかかるのよ~。

5(まとめ):離婚レッドラインを制す者が、婚活を制す?

ここまで離婚の実情についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
結婚は、全く異なる個性を持った人間が、家族になり人生をともにするのですから、あらゆる場面で歪みが生じるのは当然とも言えるでしょう。
その歪みを一つ一つ解決しながら歩んでいくのが、結婚だともいえます。

現在の婚活事情では、あまたの異性と知り合え、一見、選択肢がたくさんあるように感じられます。自分が本当に必要としているものを知らないまま婚活をしていると、「みかんも良いけど、リンゴもいいな。」と目移りし、揚句、失敗につながる相手を引き当ててしまう場合もあるのです。
婚活を勧める中で、大切なことは、離婚しない相手を探すことではなく、夫婦生活で起こり得る問題を一緒に解決できる相手を探すことと言えるのではないでしょうか。

そのような相手を探し出すためには、まず、自分自身を知ることが必要です。
生活スタイル、子供の有無、経済観念、キャリア構築、といった自分の人生の指針をしっかり見定め、その上で、どうしても譲れないこと、相手に臨むことを見極めましょう。
そして、自分の人生設計を一緒に作っていけそうな人を、探し出しましょう。
その際の情報収集や、話し合いは、冷静な判断が必要となります。

冷静に、自身の生き方を分析し、冷静に、相手のスペックを分析し、結婚生活が始まれば暖かい心と思いやりを忘れずに毎日を過ごし、幸せにいつまでも暮らしましたとさ。そんな結婚生活につながる、婚活をめざしたいですね。

ユリコ
ユリコ
幸せな結婚をゲットするには、まず、自分を知らなきゃ、ですね。
カオリ
カオリ
そう、そう。それが、一番、難しかったりするんだけどね。
ユリコ
ユリコ
幸せになりた~い。です。
カオリ
カオリ
離婚レッドラインを制して、がんばれ、幸せ婚活!

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