「もしかしたら、わたし一生独身かも?」
独身でも充実した人生ならOK!でも、そうは言っても、やっぱり老後は心配。一人で一生を過ごすと言うことは、老後も一人ということ。それなりの覚悟が必要です。
人生の最後の瞬間を一人で迎えたら・・・。
定年後何して生きていくんだろう・・・。
まだ遠いけれど、そのうち必ずやってくる現実。あなたは受け入れる覚悟がありますか?





一生独身でもOK!でも、なぜ一生独身かも?って思うの?
ご存知のように、今の世の中、ある程度の年齢になっても独身の方はゴロゴロいます。特に都会はそうですよね。珍しくもなんともありません。シングルでバリバリで働いて輝いている方もたくさんいます。
「国立社会保障・人口問題研究所」の「人口統計資料集2018」によると、生涯未婚率は男性23.4%女性14.1%となっています。この調査の生涯未婚率というのは、50歳の時点で一度も結婚したことがない人の比率です。調査によると、未婚の理由で一番多いのが「出会いがない」、二番目は「結婚に興味がない」三番目「経済的な事情」とのこと。二番目の「結婚に興味がない」と思っている方は、一生独身でいる可能性が高いので、将来に対し、それなりの覚悟が必要になってくるでしょう。
しかし、未婚の理由で一番多いのが「出会いがない」というもの。これは、結婚願望はあるが、ご縁がなかった、ということでしょう。今まで出会いが無かったのだから、たぶんこれからも無いだろうと思っている人が多く、諦めの境地に入っている人も多いのではないでしょうか?
でも、あなたが、30代、40代だったらまだあきらめる必要はないと思います。50代だって大丈夫です。だって、世間では50代や60代の方たちも結婚してますから!結婚は自由です。好きな時、出来る時にすればいいんです。
だから、一生独身の覚悟を決める前に、もう一度、結婚を前向きに考えてもいいのでは?と思います。





一生独身だと思うなら老後のことをしっかりと考える!
これからも結婚のチャンスがあればしようと思うけど、でも、ずっと独身のような気がする、という方は、今から老後のことを考えておくほうがいいでしょう。ここでいう独身とは、配偶者も子供もパートナーもいない方のこと。親や兄弟姉妹が死んでしまえば最後は一人になる方です。
今は、身体も丈夫で仕事もできて、趣味にも打ち込める。日常生活で困ることはありません。気が許せる友人もいるし、さみしいとは感じない。ただ、結婚していないだけ。ひとりなだけ。
「一人でも人生は楽しく生きられる!」
そう、思っている方も多いでしょう。でも、想像してみて下さい。だんだんと老いていく自分を。まずは、体力、気力、物覚えから衰えていくでしょう。もしかしたら、大きな病気をしてしまうかもしれません。そんな時にも、独身だと一人で病気と向き合うことになります。
つまずく石は、けっこう転がっていますから、病気や仕事などで一度つまずくと、若い時と違って立ち上がるのがけっこう大変になるんです。金銭的にも厳しくなることだってあるわけです。そんな時も、独身は一人です。中には、病気にもならず、仕事も定年まで無事に勤めあげ、退職金ももらえ、老後は心配なく過ごせる方もいるでしょう。
でも、自分もそう上手くいくとは限りません。老後を一人で生きる覚悟を決めるなら金銭面のこともしっかり考えておかなければいけません。今から老後の社会保障制度や、イキイキとしている高齢者の方の生活などを知っておくのがいいでしょう。たとえばグループホームの種類や暮らし方など。自分に合った老後を想定しておくことは大切なことです。
「えー!!今からなんて早すぎるわ」と思うかもしれませんが、一人で老後を生きることを決めたなら早いなんてことはありません。わたし達が高齢者になるころは、世の中けっこうサバイバルですから。





覚悟を決める前に、もう一度結婚を考えてみる!
一生独身の覚悟とは、老後を一人で送る覚悟。一人で逝く覚悟ということです。一生独身の覚悟を決めたなら、今から終の棲家を見つけておいたり、老後のための貯蓄を考えなければいけません。30代だろうと、老後の準備は始めるべきです。
しかし、一生独身の覚悟を決める前に、もう一度結婚を考えてみてもいいのではないでしょうか?一生独身かも?と思っている方の特徴として挙げられるのが、おひとり様に慣れ切っていること。このような方は、結婚に対する欲も失っているのではないでしょうか。
未婚の理由として一番多いのが「出会いがない」というものですが、これも、本当に結婚したいと思っているのなら、結婚相談所や合コンなどに出かけていってガツガツと婚活してるはず。一生独身かも?と思っている方は、これほどまでに結婚したいとは思っていないのではないでしょうか。
たぶん、
「いい人が現れたら結婚するかも」
「この人!!と思える人じゃないと結婚したくない」
「無理に結婚する必要はない」
「いつかは結婚したいと思う」
「婚活とかしたけど、いい人がいなかったので諦めた」
結婚に対してこんな風に思っているのではないでしょうか?気持ちはわかります。誰も適当な人とは結婚したくありませんよね。でも、「いい人」は、何もしないでボーっとしてても現れません。「いい人」は発掘しなければいけないものです。探しに行かなければいけないのです。






一生独身も悪くはありません。一人が好きならそれもいいでしょう。でも、いつかは結婚したいけど、「出会いがない」と諦めている方は、もう一度、結婚に目を向けてから、一生独身の覚悟を決めてもいいのではないでしょうか?
結婚って、辛いことも多いけど、良いこともたくさんあるらしいです。一人で老後をサバイバルするなら、結婚という茨の道を選んでもいいのではないでしょうか?一人よりも二人の方が良いってことも多々ありますから。
映画「人生フルーツ」(http://life-is-fruity.com/)のような、ゆったりとした夫婦二人の老後の生活は羨ましいかぎり。結婚についての良さをもう一度考えてみるのも良いと思います。


いくつになっても結婚は可能!結婚の選択肢は捨ててはいけない!
30代でも、40代でも、50代でも、60代でも、結婚は可能です。いつでも出来ます。実際に熟年婚が増えていますよね。しかも、結婚式もしっかり挙げる人も多いのだとか。
ですから、結婚に諦めは禁物です。いくつになっても婚活して良いんです。結婚相談所にだって行ってもいいんですよ。今では、シニア世代の結婚相談所だってあります。それに、出会いの場って、婚活パーティーや結婚相談所だけではありません。旅行先やスポーツクラブ、趣味の会、近所の公園だって出会いの場になる可能性はあります。
結婚は縁。その縁を手繰り寄せられるように、積極的に出かけるなり、何か新しい事を始めたりしましょう。新たな縁が生まれる可能性が高くなりますよ。



まとめ
昔と異なり、一人でも充実した人生を送れる現代は、結婚することも独身でいることも自分自身で選択することができます。結婚するも良し、独身でも良しです。
「結婚はしたいけど、なかなか出会いがなくて、ちょっとあきらめ気味。もしかしたら一生独身かも?」という方は、もう一度、婚活にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?それでも、やっぱり一生独身かも?と思う方は、それなりの覚悟を持って、今から準備をすることが必要です。



